インターネットでのサービスでは不動産査定サイトが多く存在しています
査定サイトでの基本的な考え方は相場第一主義です
不動産査定ではいままでの取引事例が査定を行う上で大きなウエイトになってしまっています
不動産は唯一無二の存在です
同じものはこの世の中には存在しません
だから本当の価格については誰もわかりません
過去にも再建築不可として売れない・二束三文だと言われたとご相談いただいたご自宅が法令をじっくり調べてみると再建築が可能だということがわかり納得価格で売却することができたこともあります
不動産が3ヶ月間で売却できたら本当に成功でしょうか?
実は3ヶ月間で販売期間を絞ることで本当に高値で購入する可能性があるお客様を逃している可能性もあります
長年、不動産取引を経験している中で不動産を購入する事を決めたお客様は3ヶ月前後で購入するということが多いです
1年〜2年かけて購入するという方は稀です
3ヶ月で売却するということは4か月目以降に探すお客様にはアピールする事ができないことになってしまいます
早く売却したいというお客様は別として余裕をもった売却期間の設定は重要です
私もサラリーマン時代はノルマに泣かされていました
新入社員時代の話になりますが、上司に月200万円のノルマを設定されて深夜の訪問、朝から晩まで電話営業をしていました
早く売り上げを上げたいという営業マンは余裕を持った販売期間は許されません
1ヶ月でも早く売ってくるシステムになってしまいます
結果的に不動産価格が100万円〜300万円安く売却されてしまうこともよくある話です
マチ不動産では一つの販売資料を作るのに1日〜3日じっくり時間をかけて作成しています。
マーケティングで使うペルソナ設定をしっかりします
ペルソナとは『購入する可能性のある顧客層を具体的に表現したもの』です
年齢層、性別、職業、趣味、価値観、1日の過ごし方、業界、役職、年収を設定してそれに合わせた広告作成、広告活動を行っています
不動産を購入するという決断は購入する事での未来をイメージさせる事が重要です
広告や情報発信にはかなり気を使っています
不動産を売却するのに重要なことは何といっても『相場を知る』ということです
特に注意したい事は遠方の不動産会社に査定依頼するのはナンセンスです
当社でも遠方の不動産会社からよくこのあたりの売買金額はいくらでしょうかと電話での相談があります
遠方の不動産会社に依頼することでのお客様の損失はかなり大きいものになってしまいます
やはり、物件近くの不動産売買をしっかりやっている不動産屋さんに査定依頼をすることで色々な意見を聞くことができます
また、信頼できる不動産会社と出会う可能性もあります
相場を知るには複数の不動産会社に相談するということが大事です